背中の痛みはスポーツをする方や、 大人になると増えてきますが、このエリアは筋肉が上下から伸びてきて何層にも重なり合っています。
首から下へ伸びてくる僧帽筋、骨盤から上に伸びてくる脊柱起立筋、背骨と肩甲骨を横につなぐ菱形筋など。そして背骨の間から伸びる神経は肋骨に沿い胴体の正面まで影響します。
骨は自分の意志で動くことはできません。筋肉は関節をまたいで骨と骨をつないでおり、筋肉が伸び縮みすることによって骨もそれと同じ動きができます。骨と筋肉は、ほぼ同じ動きをするものと考えてください。
筋肉が緊張することによって背骨の動きに制限が生まれ、筋肉の緊張による痛みが出ます。
それが進行すると背骨の関節に炎症が起きたり、背骨に付くろっ骨のゆがみが生まれ、周辺の神経に痛みが広がるのが背中の痛みのメカニズムです。
筋肉はゴムのように伸び縮みするものですが、その両端は柔軟性のない繊維「いわゆるスジ」で骨に張り付いています。
また筋肉には進行方向があり、出発点のスジと、終点のスジがあります。
筋肉を緩めるには両端のスジの部分の緊張を緩めるのが大切なのですが、背中の場合、ここに首や腰から伸びてきた筋肉の終点のスジが集中しているのです。
背中だけに目を向けた治療では改善しにくい理由がここにあります。
背中の痛みは、筋肉の出発点の首と腰も同時に治療し、ろっ骨周辺のゆがみと緊張も取ることが必要です。
ポプラはりきゅう整骨院では、背中の痛みには鍼灸治療と操体法を行います。
背中の痛みには肩甲骨の動きも影響があります。
肩甲骨は首・腕・腰からの筋肉が付く重要ポイントで、身体の動きに合わせて、肋骨の上を滑るように動きます。
肩甲骨の動きに固さがあると身体の動きにブレーキがかかるため、知らず知らずのうちに身体の動きに歪みが生じます。
肩甲骨のなめらかな動きを促す治療をすることにより早い改善が可能になります。
ポプラはりきゅう整骨院
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